8月28日 主治医が見つかる診療所 中性脂肪を改善して若々しく!血液&血管改善SP ①
今日のキーワードは中性脂肪。
中性脂肪が改善すると、こんなにいいことが!
1 血管の若返り
2 肥満の予防
3 肌がきれいになる
知っているようで知らない
中性脂肪の秘密を
芸能人の普段の食事をモデルケースに学ぶ。
下の中で中性脂肪を増やすものは?
1 フルーツ
2 アルコール
3 炭水化物
答え・・・全部
中性脂肪とはどういうものか?
岡部正先生(内分泌内科)によると
人間の体は食べたものをエネルギーにして動いている。
エネルギーが余るとそれを中性脂肪にして、
脂肪細胞という貯金箱に貯金している。
エネルギーがなくなったときにその貯金をおろして使う。
上山博康先生(脳神経外科)によると
中性脂肪は変動が激しすぎて健康の指標にならないんじゃないかと甘く見られてきた。
非常に関係していることが分かってきて
今注目されている。
中性脂肪が増えすぎると・・・
メタボリックシンドロームや動脈硬化の原因となり、
脳こうそくや心筋こうそくを引き起こす危険もある。
中性脂肪の値は1日の中で変動する。
番組はTKOの木下隆行に密着。
特別な計測値で中性脂肪を調べる。
木下さんの中性脂肪は基準値を超えていた。
その原因と考えられるのが、
1 木下さんの早食い
中性脂肪の材料(糖質)が急激に増えるため、
中性脂肪が大量に作られてしまう。
2 フルーツ
中性脂肪にはオススメできない。
理由は、フルーツの甘味成分の果糖。
この果糖はほかの糖質よりも中性脂肪になりやすい。
3 アルコール
肝臓はアルコールの分解を優先させるため、
脂肪の分解が後回しになり、中性脂肪がたまる。
4 朝食と昼食のときに少し値が上がっている。
これは、食べ物の中の脂(あぶら)。
脂は、血液に入るとすぐに中性脂肪になるので、
食べて1時間くらいですぐに上がる。
ごはんなどの炭水化物はすぐには上がらない。
時間差(食べてから5~6時間)で中性脂肪の数値にあらわれてくる。
スタート地点から基準値の0.08を超えている。
朝一番の計測のときには、おそらく200mg/dL程度
あるのではないかと考えられる。
木下さんの今後の生活習慣、改善ポイント。
〇 早食いをやめる
〇 炭水化物、フルーツ、アルコールを控える